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マツダ、マツダ・マレーシアによる現地組立体制の強化策を発表
-マツダ車専用の車体工場の取得と車両組立工場の建設に着手-
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、本日、現地組立体制の強化策として、マレーシアの生産販売統括会社「マツダ・マレーシア」*1によるイノコム社*2所有のマツダ車専用車体工場の取得および車両組立工場の建設について、発表しました。
マツダ車専用の車体工場は、「マツダ・マレーシア」が所有権を取得する前提で、イノコム社が同社敷地内(ケダ州クリム)に建設し、2013年4月より操業しています。今回、「マツダ・マレーシア」が所有権を取得することで、マツダによる生産計画や品質管理などを柔軟に対応・反映することが可能となります。なお所有権の取得は、2013年中を予定しています。
また車両組立工場は、「マツダ・マレーシア」の工場として、車体工場と同じ敷地内に2013年5月下旬に着工しており、来年春に完成・稼働する予定です。完成後は、現在イノコム社の工場で組み立てている「CX-5」を移管する計画です。
なお、これらの現地組立体制の強化に伴い、合計で約1億リンギット(約30億円)を投資し、将来的には市場動向や生産車種の拡大などにより、年間2万台規模の生産を目指していきます。
中峯 勇二取締役専務執行役員(営業領域統括、顧客つながり推進担当、マツダ・サウス・イースト・アジア, Ltd.社長)は、「マツダは、マレーシアをASEAN地域における重要拠点の一つと位置づけており、マツダ車専用工場の取得および建設に着手できたことをうれしく思います。現地組立の体制を強化するとともに、ベルマツモーター社*3やイノコム社とのパートナーシップの下、今後も高品質で魅力ある商品を提供することで、マレーシアの自動車産業の発展に貢献してまいります」と語りました。
現在マツダは、マレーシア向けの「Mazda3」(日本名:「マツダ アクセラ」)と「CX-5」の現地組立を行っており、それぞれの車種で年間3,000台を生産する計画です。なお現地生産した「CX-5」は、今月から販売を開始しています。
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